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イラクのがんの子どもたちの経済支援を行います。募金先郵便振替口座:00540-2-94945   口座名:日本イラク医療ネット 必ず通信欄に「患者支援」とお書き下さい
by jim--net
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組長とラマダン

イラフはその風貌から組長と呼ばれている。
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ラマダン中の募金を集めようと組長はモデルに!
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ラマダン中の組長の家をおとづれるとそれはそれは汚いこと。
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親父は翌日ご飯をご馳走してくれるという。
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高遠菜穂子も組長にかかれば泣かされる羽目に。
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サッカーの練習も!
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組長に関しては詳しくは、
http://www.suigyu.com/sg0710.html#02
# by jim--net | 2007-10-08 06:24

イラフちゃんにも

5月10日に、キングフセインがんセンターで脳腫瘍の治療を続けているイラフ(4歳)にお人形をあげました。お人形遊びより、どちらかといえばサッカーのほうが好きなタイプのおてんば少女。にわとりくんの顔を見るやいなや、トサカをがばっとつかんで振り回し始めました。はしゃいでいるのです。投げつけるようなしぐさをしては周りのおとなの反応をみています。「そんなことするなら、他の子にあげるよ」というと「だめー!!わたしの!!!」と手放しません。しばらくトサカをいじって「ダッジャージ(アラビア語でにわとり)」とゆっくり言いました。脳腫瘍の手術の後遺症で言葉や動作がぎこちないのですが、ゆっくりと「足が2ほーん」「これはしっぽー」と説明してくれました。
故郷のイラクを離れ、お父さんと二人だけで半年以上も治療を続けているイラフは、お母さんが恋しくてぐずってはお父さんを困らせます。このときも、お父さんにしかられて機嫌がわるくなり、なかなか笑ってくれません。「おーい、笑ってー!!」(にわとりについていたメッセージは「スマイル」)とカメラをむけるものの、なかなかご機嫌がもどりませんでした。

イラフちゃんにも_d0079222_105754.jpg

# by jim--net | 2007-05-17 10:05 | アンマン

日本からのプレゼント その1

ヨルダンでイラク難民を支援している団体カリタスに行くと日本からイラク難民の子どもたちにとプレゼントが届いていました。
これは、クロゼットの中に眠る服や布など、手放せずにいる思い出の布でパッチワークのぬいぐるみを手づくりし、笑顔の親善大使として世界中のこどもたちに贈る『フェリシモ ハッピートイズ プロジェクト』から送られてきたものです。

詳しくはこちら
http://www.felissimo.co.jp/toys/
がんの子どもたちにも分けて欲しいとお願いしたところ快諾してくださり、早速、イラクに帰国間じかのアヤちゃんに西村陽子がプレゼント。現地からの報告です。
日本からのプレゼント その1_d0079222_103429.jpg


5月9日に、バグダッドからアンマンへ定期検査に来ていたアヤ・ドレイド(8歳、骨のガンで右足切断)に渡しました。右足切断部分や転移は見られず、今まで3ヵ月ごとだった検診が6ヶ月に一度でよいことになりました。体が成長するため、少しきつかった義足はサイズを大きくしてもらいました。
「日本からのプレゼントがあるよ」とかばんからちょこっと人形を見せると笑顔がぱあっと広がりました。「一つはあなたの。もう一つは妹へ(この冬に生まれたばかり)」と「いつまでも友達」「ハッピー、ピーちゃん」というメッセージの添えられた二つの人形を両脇に抱えておおよろこび。二匹をチューさせたり、自分がチューしたり、それはそれは、お気に入りの様子でした。
そして、その夜遅く、二つの人形を大きなバッグに入れて、アヤとお父さんはお母さんや妹たちの待つバグダッドへタクシーで帰っていきました。
# by jim--net | 2007-05-17 10:03 | アンマン

冷蔵庫をプレゼント

冷蔵庫をプレゼント_d0079222_11152633.jpg

先日、イブラヒムが言っていた冷蔵庫です。
イブラヒムが呼びかけて、彼の親戚や、友人がお金を集めて冷蔵庫をプレゼント。これで、サブリーンは冷たい水や、アイスクリームを食べることができます。
いまの、バスラでは、治安が悪くて、なかなかアイスを外に買いに行くのも大変だとか。
でも問題は電気です。
3時間来たら、3時間は止まっているそです。
# by jim--net | 2007-05-02 11:18 | サブリーン

サブリーンが退院

サブリーンのがんが再発。
手術を受けることになりました。
右目の腫瘍を摘出して、4月30日、無事に退院しました。
ほぼ一ヶ月の入院でしたが、サブリーンの母も、小さい子どもの面倒を見るのに忙しく病院には,ほとんどこれませんでした。
そこで、イブラヒムが付きっ切りで面倒を見ていました。
バスラでは、15日間水道水がこなくて、給水車がほかの町から来たりしていましたが、水質が悪く、飲めません。一本50円位する、ペットボトルの水を買わなければなりません。
そして、イブラヒムは、母親などに頼んでご飯を作って持っていったりしました。病院のご飯はあまりよくないようです。外のレストランで買いに行くのも危険だといいます。
イブラヒムは、「今までは、イブラヒムおじさんだったのが、イブラヒム父さんと呼ばれているんだ」と電話で苦笑い(?)していました。イブラヒム親父のほうが適訳かもしれませんね。
もちろんサブリーンには、お母さんが再婚したので新しいお父さんができましたが、それほど、長くいるわけではないので、イブラヒムのほうがお父さんらしいのか、イブライムが父さんだったらいいなあと思っているみたいです。
イブラヒムは、サブリーンのために冷蔵庫を買ってあげました。
「サブリーンはともかく冷たい水を欲しがるし、アイスを食べたいっていう。バスラはとても暑いんだ。
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病院のサブリーン。さてこれから退院します。とってもうれしそう。子供たちがイブラヒムに写真を撮ってくれっと集まってきます。
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車で家に向かいます。大好きな家族に再会
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無事に家に到着しました。

さて、イブラヒムに、バスラの状況をレポートしてもらいます。
「治安は相変わらず悪いですね。バスラのリーダー、ムハンマッド・ムサバ・アル・ワイリー(知事?)の評判が悪くて、住民は辞任を求めているんだ。彼はファディーラ党だけど、レバノンやUAEにホテルを持っていて、金持ちのようだけど、皆はアリババ(盗賊の意味)といっている。こないだも、ハイヤニーエで爆発があった。サドル派のムクタダ軍とイラク軍、英軍が激しく遣り合っている。特によるがひどい。カチューシャの音が頻繁に聞こえる。この間は、水道が15日間止まった。政府の責任だと、住民は怒りまくっていた。最近はバスラはものすごく暑くなってきている。給水車がほかの町から来るけど、その水は、安心して飲めないから、多くはペットボトルを買って飲んでいた。1.5ℓで、50円くらいするので、結構大変。電気は、3時間着たら3時間止まる。もちろん、病院にはジェネレーターがあるけど、ガソリンの中に水が混ざっていたりして、あまり調子がよくないんだ。それでも、皆何とかやっているよ。神に感謝。」
# by jim--net | 2007-05-01 01:25 | バスラ